年末の挨拶で配布する販促品といえば、カレンダーとタオルが定番です。
ここではカレンダーを取引先に配布する意味について解説していきたいと思います。
年末近くになると、紙袋に丸めたカレンダーをいっぱい入れて歩いている営業マンがいますが、
最近は壁掛けタイプのカレンダーは少なくなり、卓上カレンダーが増えています。
いずれにしても、カレンダーを配布する意味は4つあります。
1年間宣伝効果がある
取引先のオフィスに貼られている壁掛けカレンダー、
担当者のデスクに常に置かれている卓上カレンダーは、基本的に1年間使われます。
企業名が印刷されてあるだけで、忘れられにくいものです。
せっかくなので電話番号も印刷しておきましょう。
とはいえ、企業名が大きすぎるのは、避けたほうがいいと思います。
デスクで仕事をしているだけで、1日に何回もカレンダーを見ます。
新規でアプローチ中に企業に置いてもらえれば、来年は間違いなく取引が開始されるでしょう。
ぜひ年末の挨拶はお礼という意味だけでなく、これからの新規アプローチとして使ってみてください。
1年間の宣伝効果は、カレンダーの最大のメリットといえるでしょう。
そのためには実用的なカレンダーを選びましょう。
営業の訪問ツール
営業マンなら、行った方がいいのに訪問していない取引先や、苦手な担当者もいるでしょう。
私も営業をやっているので、よくわかります。
先方も用事がないので、なかなかアポイントもとれないこともあります。
本来はアポイントをとった方がいいのですが、年末の挨拶に来ましたとカレンダーを差し出すだけで、
接触のきっかけになります。
カレンダーを受け取らないひとはまずいません。
そして提案の資料なんかも渡すことができれば、次の訪問のハードルも下がります。
訪問しない期間が長ければ、余計に行きづらくなるものです。
そんなときこそカレンダーを効果的に使ってください。
気に入ったカレンダーは変えられない
使い慣れたカレンダーは、来年も使いたいものです。
サイズが変わるだけでも見づらくなったりします。
カレンダー業界のリピート受注率はかなり高いです。
どこの企業も昨年と同じカレンダーを注文しています。
名入れしている企業名もそのまま使えることが多いので、版代も新たにかかりません。
発注の手間もかかりません。
毎年同じデザインのカレンダーを配布しても、もらう方は飽きません。
むしろ変えない方が喜ばれます。
他社のカレンダーに置き換えられないように、同じカレンダーを配布しましょう。
そのためにはやっぱり実用的なカレンダーを選ぶ必要があります。
使ってもらわないと意味がありません。
実用的なカレンダーとは
仕事の内容によっても、人の好みによっても変わりますが、書き込めるスペースがしっかりある
カレンダーは使われやすいです。
壁掛けカレンダーは特に書き込めるスペースが小さいと、年末に大掃除にさっそく捨てられる
可能性が高いです。
デジタルでスケジュールを管理することが多くなりましたが、とっさのときには
ペンで直接カレンダーに書き込む方がまだまだ多いです。
卓上カレンダーで、先月と来月を小さく表記しているのも便利です。
いちいちめくらなくてもいいので、重宝します。
来月と再来月と2カ月先まで表記しているカレンダーもあります。
私はずっとこのタイプを使っています(もらっています)。
カレンダーを配る会社の決意
年末にカレンダーを配る意味を紹介してきました。
最初に意味は4つと書きました。
最後のもう1つが大事だと思っています。
それは、カレンダー配る企業側の決意です。
カレンダーを取引先に配布するということは、来年も1年間よろしくお願いします、
ということだけでなく、来年も当社はがんばります、という決意がこめられています。
カレンダーをもらった企業が、夏に倒産というと残念な気になります。
カレンダーを配るということは、それだけの決意をもってほしいと思っています。
まとめとして
年末にカレンダーを配る4つ意味と使ってもらいやすいカレンダーを紹介してきました。
経費削減といわれていますが、カレンダーを配る企業は、まだまだ多いです。
他社よりも当社のカレンダーを使ってもらえるカレンダーを選んで、毎年取引が増えるきっかけに
していきましょう。
それこそが販促の本当の手法です。
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