トートバッグやTシャツは、オリジナルグッズとしては定番のアイテムです。
プリントをしてオリジナル商品を作成するときに、よく目のする「オンス」について
解説します。
また、どのくらいのオンスがいいか基準となるおすすめの基準も紹介いたします。
オンスとは
オンスは、「OZ」と記載されていることがあります。
オンスは生地に重さを表す単位です。
ということは、生地の厚さです。
どう手もいいことですが、イギリスとアメリカのみで使われているヤードポンド法の単位です。
なぜかいまだに、Tシャツとトートバッグは、オンスという単位が使われています。
細かいこともありますが、ここではオンスは、生地の重さで厚さの単位である覚えておいてください。
Tシャツのオンスを選ぶ基準
それでどのオンスの商品を選べばいいのでしょうか。
目安としてですが、下記を参考にしてください。
・3~5オンス未満 ⇒ 薄め
・5~7オンス ⇒ 厚手
・9~10オンス ⇒ スウェット
ざっくりこんなところでしょうか。
Tシャツで考えると、私は5オンスを基準にしています。
5オンス未満だと透けやすいです。
特に白のシャツにすると透けます。
予算の都合で、薄いシャツしか作れないときは、生地色を透けにくい色を選ぶことをおすすめします。
5オンス以上だと耐久性もあります。
そして透けにくいです(完全に透けないということはないと思います)。
ただ、夏場は生地が厚いとあついです。
特に屋外イベントのスタッフTシャツをつくる場合は、注意しましょう。
トートバッグのオンスを選ぶ基準
エコ素材としても生成りのトートバッグは、オリジナル名入れ商品としてもよく使われます。
グッズとしても、展示会や説明会で資料を入れて配布するバッグとしても最適です。
このようにトートバッグは、使用される用途が様ざまなので、Tシャツと同じような基準は
少し難しいですが、ざっくりと目安を記載しておきます。
・3~5オンス未満 ⇒ シーチング 薄めの平織生地
・5~8オンス未満 ⇒ 厚手コットン 中身が透けにくい
・8~12オンス未満 ⇒ キャンバス(帆布) 生地厚で丈夫
・12オンス以上 ⇒ 厚手キャンバス 小さいバッグだと自立
上記のようにトートバッグは、生地によって名称が違うことがあります。
おおよそ生地の厚さと考えておいてください。
キャンバスバッグは、帆布バッグともいいます。
展示会で資料を入れて渡すだけならシーチングで十分だと思います。
シーチングはやわらかいので、小さめの折りたたみバッグとしていいでしょう。
生地が薄いので、耐荷重の問題もあるので、重いものを入れるには適してません。
そういう理由からも、大きいバッグは生地厚になっていることが多いです。
12オンスのバッグは自立するぐらいしっかりした生地です。
ランチバッグなどにはいいと思います。
ノベルティとしてバッグをつくりたいなら、5オンス以上のほうがおすすめです。
まとめとして、色付きのバッグは要注意
今回は生地のオンスについて説明してきました。
目的と用途によって選ぶ基準も大まかですが、参考になればと思います。
トートバッグは生成り(無漂白)だけじゃなく、色付きの商品もいっぱいあります。
シーチングで透けにくいようにブラックやネイビーなど濃い色を選ぶのもいいと思います。
が、注意として、色を染めているバッグは、少なからず色落ちします。
肩にかけて使っていると汗で、服が汚れてしまいます。
雨の日に使って、服とこすれて色がつくこともあります。
特に生地色にこだわらなければ、生成りをおすすめします。
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